ヨセフの伝説 Josephs Legende. The Legend of Joseph




世界初演
1977年2月11日  オーストリア、ウィーン  ウィーン国立歌劇場バレエ
1977年12月23日 TV-Production  Unitel

音楽
リヒャルト・シュトラウス

振付・Staging
ジョン・ノイマイヤー

舞台装置・衣裳
Ernest Fuchs

主な配役
ヨセフ:ケヴィン・ヘイゲン
天使:カール・ムジル  ポティファーの妻:ジュディス・ジャミソン



ハンブルク初演
1979年7月18日   ハンブルク   ハンブルク・バレエ

舞台装置・衣裳
マルコ・アルトゥ-ロ・マレーリ

主な配役
ヨセフ:ケヴィン・ヘイゲン
天使:イヴァン・リスカ  ポティファーの妻:ベアトリス・コルドゥア  ポティファー:フランソワ・クラウス


あらすじ

ヨセフは天使の夢を見る・・・
ヨセフは誘拐される。
ポティファーの邸宅で祝宴が開かれている。ポティファーの妻は祝宴に出るのを拒んでいる。
客をもてなすために相手が死ぬまでの戦いを手配する。しかしながら勝利者は素晴らしい美の出現により征服される。
ヨセフが連れてこられ、奴隷としてポティファーに売られる。見知らぬ出現者は自分自身を明らかにする。かれはヨセフが夢見た天使なのだ。
ヨセフはポティファーの前で踊る。ポティファーの妻は奇妙な幻影を見せるヨセフの踊りに深く感動する。
客たちは帰る。ヨセフは誰もいない部屋で眠っている。そして再び彼は夢に天使を見る。
ポティファーの妻はヨセフに強く魅了される。彼が彼女におよぼした魅惑は彼女を狂乱した熱情に駆り立てる・・・
ポティファーは妻がヨセフを誘惑しようとしていたところに出くわす。ポティファーはヨセフが誘惑したものと思い、彼を拷問にかけるように命じる。
誘惑に失敗し、傷つけられたポティファーの妻はヨセフを打つ。しかしヨセフが苦痛にあえいでいるときに突然、ポティファーの妻は変わり、ポティファーと彼の世界に立ち向かい、ヨセフを守る・・・
天使がヨセフを連れ去り、彼の運命の指し示す方彼をに導く・・・
ポティファーの妻は一人残される。
(LDの解説による。S)-日本語版を持っていないので変な訳のところはお教えください。

(追記)
旧約聖書のヨセフの話がベースになっています。
ヨセフはヤコブの息子たちの中で夢解きが得意で、父から一番愛されていたが、それが他の息子たちの嫉妬をかい、彼らは、父には獣にころされたと偽って、エジプトの隊商に売ってしまう。ヨセフは奴隷としてポティファーに売られる。そこで彼に魅了されたポティファーの妻に誘惑されるが、ヨセフはそれを拒絶する。自分の誘惑が上手くいかなかったポティファーの妻は、ヨセフが自分を誘惑したと讒言し、ヨセフは牢屋に入る。囚人仲間の夢解きの評判がファラオのもとにも届き、ファラオはヨセフの夢解きの力に驚き、彼を厚く用いる・・・
(S)